福岡県といえば明太子、明太子といえばかねふく、かねふくといえばめんたいパークということで、東海地方では常滑のめんたいパークで時折お世話になっております♪
最近では、昨年秋に大阪で開催されたこどもの福祉機器展に出展の際に、同じくめんたいパークで明太子おにぎりを昼食に頂きました。

おびただしい数の明太子!

握りたてのバクダン明太子おにぎりは、いつも売り切れてしまいます。

座位保持装置の歴史は木製のいすから始まりました。
家具職人さんや造形を専攻されていた数人の先人たちによって、オーダーメイドの座位保持装置の世界が切り開かれました。
工房とよばれるその組織体は、いまや全国各地に広がりましたが、オーダーメイドの木製座位保持装置を既定のスペックに落とし込んで気軽にチョイスできるように取り組んだのが、前置きが長くなりましたが九州福岡に拠点を置く「有薗製作所」さんです。
「オルソチェアー」という名は一時木製座位保持装置の代名詞ともなりました。
その有薗製作所さんが、伝統の既成木製椅子の機能とデザインを究極にまで融合させた最終形態が、この「ティンクル」と言えるでしょう。
この椅子を見ていると、使う子どもの視点に寄り添って設計されていることがはっきりとわかります。

私も東海地区最後の工房の生き残りとして、師匠から言い聞かされた言葉をよく思い出します。
「座ったらイイこと(楽しいこと)が起こると思わせる(感じさせる)椅子を作らなければいけない」
それを師匠は「ワクワクする椅子」と呼んでいました。
有薗製作所さんのティンクルは、きっと子どもにとってそう感じさせる椅子なんだと思います。
カタログはこちら♪
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有薗製作所 ティンクル.pdf