身体に側わんなどの変形がみられる方は、車椅子上で仰向けになっても上肢や下肢の位地が外に開いてしまって、車幅を十分とる必要がでてきたりします。
そんなとき、お部屋からお風呂場へ移動しようとすると、「車幅がありすぎて廊下を通れない」などの問題が発生したりします。
そこでワンタッチで「車幅が簡単に変えられる」車椅子を作ってみました。

廊下を通過するときの状態です。

サイドガードを90°倒せば、ゆったりとした車幅に展開することができます。
意外にこのような問題に悩んでいる方は多いように感じます。
また、この「開閉式」機能をもった車椅子は、災害時に避難用の担架としても応用できると思います。
一石二鳥のアイデア、いかがでしょうか?