2011年02月13日

短絡的簡略的安楽的採型のススメ その@

こんばんは。水野です。




三連休も、初日のみ大雪で、二日目から天気も持ち直して、気持ちのいい連休になりました。




私は年に一度のお伊勢さん参りに行ってきました。




さて、最近座位保持の採型というと、このようなユニットで行っています。





P1000995.jpg




アシストさんの採型バッグをチルト付きのバギーに載せています。しかも、ポンプやその他のツールもすべて荷台に載せられるのでとても便利です。これなら、喫茶店でコーヒーを飲みながら、そのかたわらでさっと採型できそうなくらいこじんまりしています。





リクライニングが付いていませんが、ビーズバッグのボリュームがあるので、そこである程度屈曲の調整ができてしまいます。





私はとくにお子さんが多いので、比較的このようなユニットでも足りてしまいます。





採型において重要なことのひとつに、いろいろな姿勢を評価するということです。




また、その評価においては、しっかりとした根拠が必要です。たとえば、なんのためにどういう姿勢を取り入れるかの根拠がないまま、採型器上であれこれ姿勢を変えて試しても全く無意味なことです。



もし採型を考えるならば、事前に関係者の方々と十分打ち合わせができると理想的です。また、その時に優先順位を考えておくと作り手にとっても、使う人にとっても納得のいく物ができると思います。オーダーメイドの世界はともすると何でもできますといった誤解を生じやすいので、このようなことはより一層重要です。




あと、もうひとつ重要なことをつけたしておくと、採型はできるだけいつも通りのコンディションの時に行うべきです。また、裏を返すと、リスクの大きいユーザーになればなるほど、体調が不安定になりやすいので、「採型する日もそうでない日も体調はつねに変動している」といった究極の理解が必要です。ときに仮合わせで、「なんかしんどそうに見えるけど、採型で適切な姿勢がとれていたのか?」などと疑問が生じるときがありますが、採型の日には間違いなくその姿勢で満場一致で合意したはずのものだったりします。





それはとりもなおさず、採型の日が仮合わせの日よりも体調が良かったということにほかなりません。また、これはその後の納品や、自宅に持ち帰って使用してもらうようになってからも同じことが言えます。





もっと言うと、そのような不安定な状態に対して採型というアプローチで適切かどうかの評価も必要です。また、採型のもつメリットを理解し、それを最大限活かしたいのなら、状態が変動したらもう一度採型して作り直す(修理)という覚悟で臨まなければならないときもあります。




そんなこんなで、なかなか一筋縄ではいかない採型という手技を、私も毎回頭を悩ませながらチャレンジして、そしていろんなことを勉強させてもらっている、そんな毎日なのです。




皆さんは採型のときに、どのようなことに注意してやっておられますでしょうか?





またぜひ教えてください。ではでは。













posted by みんな at 23:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 座位保持装置
この記事へのコメント
どうもマツダです。

すごくこじんまりしてていいっすねぇ、ロデオ型採型機!


確かに最初にいくつかの意見が出ているとうれしいですよね。
安楽さをもとめて試行錯誤していくことが多いのですが、
具体的に『これぐらいの呼吸状態をたもちたい』といった要望があると、

じゃあそのためにどうしようか〜、って話になりやすいですもんね。

でも何でも試せる魔法的な道具として採型機が存在するような気もするので、
とにかくノープランでいろいろやってみましょう!
となって、エンドレスに姿勢を変え続けてしまうのですが・・・
Posted by マツダ at 2011年02月20日 12:08
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