Q : 普段は力が抜けてだらっと座っているが、緊張が入ると頭を後ろに反らせ左を向いて、体も力いっぱい伸びていすから落ちそうになるくらいなんです。そのようなとき、ヘッドレストはどのあたりまで支えたらよいでしょうか?
A : 普段は頭が重力に抗して支持できない状態の子でしたら、頭は首から頭頂部までに至る支持面をもって作成するとよいでしょう。ただし、今回のような、緊張が入ると極端に姿勢が崩れ、特に頭部についてはあごを上げて(首の伸展)時には一側方にねじれてくる場合、ヘッドレストの頭頂付近の支持面を支点としてよりあごが上がる姿勢になる場合があるので、気をつけてください。平常時に頭部を抗重力支持できる子ならば逆にヘッドレストの支持面を後頭部の後ろくらいまでにとどめてあげると緊張が入ったときには頭の伸展の動きをうまく逃がしてあげることができると思います。
今回の子は、普段でもヘッドレストに完全にゆだねているタイプですので、緊張の入ったときのデメリットは上記のようにありますが
あえて頭頂部までしっかり支える形状を選択したほうがメリットは大きいでしょう。
2010年10月08日
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