2010年07月27日

よくある質問

Q:


座位保持装置に座って作業や食事をしているときに、背もたれと背中に隙間ができて、フィットしてないですが大丈夫ですか?



A:


安静時(静的ポジション)と活動時(機能的ポジション)は姿勢そのものが異なります。よって、どちらを優先した「いす」かによってフィッティングも異なります。
むしろ、一般的に機能的姿勢をとったときは、健常者でもバランスを崩します(正確には静的バランスを崩す→動的バランスに移行する)。なので、食事や活動などにおいて、身体が座位保持装置の支持部(クッション)から離れていることは必ずしも「不適合」とは言えないのです。



アドバイス:


製作時に「どういう目的で使うのか」ということを明確にし、目的がどれだけ達成できたかに評価基準を置くようにしましょう。目的設定のあいまいさゆえの失敗を座位保持装置の不適合と混同してしまう場合が少なくありません。
また、製作してみなければ目標点がわからないというケースもあると思いますが、公費(税金)を使用した補装具製作そのものを「目的の模索」の道具に使ってしまうのはあまりに乱暴かとも思います。

以前、座位保持装置が世の中で未熟だったころはよく「製作」と「可能性の模索」がひとつのプロセスになっていましたが、あれから研究が進み、現在ではある程度そのメカニズムが体系化されているとも言えます。事前に評価や意見交換などできるだけ行い、スムーズに進行できるように心がけたいものです。
posted by みんな at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問 FAQ
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