2010年07月23日

座位保持装置・車いすに関する学術書について

こんばんは。水野です。



さきほど、ありがたい書き込みでご質問がありました、「書物・文献」についてです。



私の知るところで、この手の「概論」的な内容を含むものはいくつかありますが、ほとんど「はじめに」を読んですぐ寝てしまいます。(怒られそう)



ひとことで言うと、シーティングの概念は、現時点では完全には確立されていないということです。



なぜなら、「正解」が病理学てきなところに帰結するものではなく、そのひとその人の「生活条件」に正解があるからです。



個々人の「生活」というと、人数分のバリエーションが存在するわけで、それだけ「正解」のパターンもまちまちなわけです。



大事なのはそのことを理解して、個々人のニーズ(正解)にあった「生活用具」を作っているのだという認識です。



なので、「これはこう」といって画一的にとらえてしまってはまずいです。




ただ、あえて入り口として文字で書かれた情報を一読されるのなら、



「日本リハビリテーション工学会」の分会である「SIG姿勢保持協会」の発行している学術大会冊子をご覧になられることをお勧めします。


SIG姿勢保持はこちらから


そこは、毎年この手の内容で学会が開かれていますが、総論・概論もありますが、特に注目すべきは「個々のケース」に「ああしてみた、こうしてみた」といった「症例報告」が盛りだくさんなのです。



「個々のケース」の集合体が「座位保持概論」だと思ってください。




いわゆる 「症候群」 みたいな感じです。




そうやって思うと結構気楽にもなります。(・・か?)



つけたしで、基礎的な医学的知識(解剖・基礎運動・リハビリ)はそれなりに必要かとおもわれ、それについては星の数ほどの書物がありますよね。
posted by みんな at 04:18| Comment(1) | TrackBack(0) | よくある質問 FAQ
この記事へのコメント
ご回答をありがとうございます。
やっぱり難しいんですね。
でも、「生活」が答えなんて素敵です。
すごくいっぱい答えがあるということが面白いと感じます。
それでもABCはあると思うので、そのあたりをご紹介いただいた書物を頼りに勉強したいと思います。
また、Q&Aも勉強になります。
Posted by 水谷こずえ at 2010年07月28日 00:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39768952
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック